弁護士法人天音総合法律事務所 presents ゆっきーのCan Can do it!

毎週木曜日 bayfm/78.0MHz 
15:51~15:58 放送!

『弁護士法人天音総合法律事務所 presents
ゆっきーのCan Can do it!

弁護士法人天音総合法律事務所の代表弁護士、
正木絢生先生とキャン×キャンのゆっきーが

身近な法律トラブルや法律、弁護士のお仕事について、
わかりやすく解説する番組!

正木 絢生

2020.11.12放送/正木絢生先生

第28回

『飲んだら乗るな!』本当に怖い飲酒運転による事故

『弁護士法人天音総合法律事務所presentsゆっきーのCan Can do it!』では、
これまで自動車事故についての話題を何度か取り上げてきましたが、特に飲酒運転による事故のニュースは後を絶たないですよね。
そこで、第28回の法律テーマは「飲酒運転について」です。最近では、元TOKIOメンバーの山口達也さんのバイク追突事故が話題になりましたが、このニュースについて週刊誌の取材も受けられていた正木先生に、詳しく解説していただきました!

山口さんのバイク追突事故は、検察が勾留を求め、棄却されても準抗告までしたことで“異例のニュース”として話題となりました。そもそも、勾留請求とはどういったものなのでしょうか?

逮捕されると、警察は原則48時間以内に被疑者の身柄を検察へ送致しなければなりません。検察は送検から原則24時間以内に勾留請求するか釈放するか、もしくは起訴するかなど判断しなければなりません。
ここで検察は、捜査時間が足りない場合や、被疑者に逃亡や証拠隠滅の恐れがある場合などは、最大20日間以内の間で刑事施設に収監することを裁判所に請求できます。
これを勾留請求と言います。

けが人の無い物損事故であれば、一般的には勾留せずに、被疑者在宅の形で捜査や裁判に進むことが多いのですが、今回の事故では検察が勾留請求、更に裁判所からの棄却を受け、その取り消しや変更を申し立てる準抗告までしたことが異例だったとのことです。

また、その後の流れとしては、略式起訴といって、裁判を簡略化した手続きに移ります。略式起訴は被疑者が釈放された状態で、書面で判決が言い渡されるものです。大きな事故になる前に警察の検問などで発覚した場合には、通常の公開裁判にならずに、この略式起訴になることが多いそうです。

ただ、飲酒運転の罪が重いことに変わりはありません。
酒酔い運転の場合は、5年以下の懲役または100万円以下の罰金。
酒気帯び運転の場合には、3年以下の懲役または50万円以下の罰金となります。

飲酒運転で事故を起こすと、被害者はもちろん、加害者となってしまった方の人生も変わってしまいます。
お酒を飲んだら乗らないことはもちろん、翌日にまだお酒が残っているな…と感じた場合も決して運転はしないようにしてください。
「飲んだら乗るな!」を必ず守って安全運転を心がけましょう!