弁護士法人天音総合法律事務所 presents ゆっきーのCan Can do it!

毎週木曜日 bayfm/78.0MHz 
15:51~15:57 放送!

『弁護士法人天音総合法律事務所 presents
ゆっきーのCan Can do it!

弁護士法人天音総合法律事務所の代表弁護士、
正木絢生先生とキャン×キャンのゆっきーが

身近な法律トラブルや法律、弁護士のお仕事について、
わかりやすく解説する番組!

正木 絢生

2021.4.22放送/正木絢生先生

第51回

やっぱり痛い!示談した後に損害が発覚した場合はどうなるの?

ゆっきーさんの沖縄弁講座がふんだんにちりばめられた第51回では、「交通事故で示談した後にやっぱり首が痛い!となった場合、示談ってやり直してもらえるんですか?」というゆっきーさんの質問から、示談した後に損害が発覚した場合について正木先生に詳しくお話を伺いました。

示談をするということは、「この件についてはこれで終わりにします」とするための行為でもあるので、原則としては、後から追加の請求をしたりすることはできません。
示談書にも「これ以降は賠償請求ができない」ことを記載している場合が多いとのこと。

ただ、まったく賠償請求ができないというわけではなく、示談当時には予期できなかった後遺症が発覚した場合などは、後から損害賠償を請求できることがあります。
例えば、最初は後遺障害14等級と認定されたけれども、症状が悪化したり他の症状が発覚したりと、示談をした時よりも重い等級が認定された場合などは、改めて損害賠償を請求できる可能性があるとのこと。裁判でも示談の際に予想できなかった再手術や後遺症が発覚した場合は別途請求ができるとした判例もあります。

とはいえ、最初の示談の際に予想できないことだったかどうかを証明しないといけませんので、再度損害賠償を請求するのは簡単ではないとのこと。判例は出ていますが、稀なケースだということは理解しておいたほうが良さそうです。
後から症状が出てきた場合は、時間も経過してしまっていますし、悪化した原因が事故によるものかどうかの判断も難しくなってきますので、示談をするときは慎重に内容を確認することが大切です。弁護士に相談する場合は、やはり示談成立前までにご相談いただくことをお勧めします。

「今はたいしたことないけれど、後から痛くなったらどうしよう」といった相談も、交通事故被害の案件を扱っている弁護士であれば受けていることが多いそうです。
少しでも不安や心配なことがありましたら、弁護士法人天音総合法律事務所へご相談くださいね。