弁護士法人天音総合法律事務所 presents ゆっきーのCan Can do it!

毎週木曜日 bayfm/78.0MHz 
15:51~15:58 放送!

『弁護士法人天音総合法律事務所 presents
ゆっきーのCan Can do it!

弁護士法人天音総合法律事務所の代表弁護士、
正木絢生先生とキャン×キャンのゆっきーが

身近な法律トラブルや法律、弁護士のお仕事について、
わかりやすく解説する番組!

正木 絢生

2021.11.4放送/正木絢生先生

第79回

一方的に送り付けられた商品は捨てていい?ネガティブ・オプションの対処法!

ジェームズ・ボンドの活躍を描いた映画「007」を「ゼロゼロセブン」と読んだらおじさんと言われショックだったというゆっきーさん。正木先生は「ダブルオーセブン」と読むそうです。やはりジェネレーションギャップというものなのでしょうか。
(スタッフが後で調べたところ、日本で最初に「007」が公開された時に「ゼロゼロセブン」と呼んでいたため、日本ではその読み方の方がしっくりくるという方も多いようですよ!)

さて、第79回の放送では、「ネガティブ・オプション」について正木先生に詳しく伺いました。「ネガティブ・オプション」とは、注文をしていない商品を勝手に送り付け、その人が断らなければ買ったものとみなして、代金を一方的に請求する商法のことを言います。いわゆる「送り付け商法」と呼ばれるものですね!

消費者庁などによると、全国の消費生活センターなどに寄せられた送り付け商法にまつわる相談が、2019年度は3087件でしたが、2020年度は6673件にまで急増したそうです。
一説には、コロナ禍により家で過ごす時間が増え、インターネット通販の利用が増加している事が影響しているのではないかと言われているそうです。実際に、「注文していないマスクが送られてきた」という内容が特に多かったようで、コロナ禍の影響は少なからずあるようです。このコロナ禍のご時世にマスクが送られてきたら、「もしかして家族が頼んだのかな?」と思って普通に受け取ってしまいそうですよね。

では、頼んでいないものが送られてきた場合、どう対応すればよいのでしょうか。
正木先生によると、「すぐに捨ててください!」とのこと。
以前は、一方的に送り付けられた商品は、送付日から14日間経たないと処分できないとされていましたが、今年(2021年)7月に特定商取引法が改正され、直ちに処分することが可能になったそうです。売買契約も成立していない為、金銭の支払い義務が生じることもないそうです。
「処分」には商品を食べたり、使用したり、ということも含まれるため、例えば、食べ物が送られてきてそれを食べてしまっても、お金を払う必要はないそうですが、とはいえ、知らない人から送られてきたものですから、健康被害が出るなどの恐れもあります。あくまでも、「捨てる」ことを推奨していますとのことでした。

また、間違ってお金を払ってしまった場合や、支払いの催促がしつこい場合には、すぐに消費者ホットラインに相談してくださいとのことです。番号は、局番なしの「188」番。「いやや(イヤや!)」もしくは、ゆっきーさん流「いいばーば(188)に相談」で覚えると覚えやすいかもしれませんね!

正木先生は、「まずは、身に覚えのない商品は受け取らないこと、そして支払いに応じないことを徹底してくださいね。」と仰っていました。
プレゼントなど、サプライズで荷物を送ることもあるかもしれませんが、受け取った側が困らない為にも、できるだけ、事前に連絡をしておくことも大切かもしれませんね!
家族間でも話をして、常日頃から意識しておけるといいですね!