弁護士法人天音総合法律事務所 presents ゆっきーのCan Can do it!

毎週木曜日 bayfm/78.0MHz 
15:51~15:58 放送!

『弁護士法人天音総合法律事務所 presents
ゆっきーのCan Can do it!

弁護士法人天音総合法律事務所の代表弁護士、
正木絢生先生とキャン×キャンのゆっきーが

身近な法律トラブルや法律、弁護士のお仕事について、
わかりやすく解説する番組!

正木 絢生

2021.8.19放送/正木絢生先生

第68回

映画を10分にまとめたファスト映画が問題に!どんなものが著作権侵害にあたるの?

沖縄の芸人さん5人で動画配信をされているゆっきーさん!
そんなゆっきーさんが最近気になっているというのが、映画を10分程度にまとめた「ファスト映画」と呼ばれるもの。流行っているようですが、これって法的にどうなの?ということで、第67回は「ファスト映画」について正木先生に詳しく伺いました。

このファスト映画ですが、6月に全国で初めて逮捕者がでたことでニュースになりました。
ファスト映画とは、元の映画の映像や画像を利用して、それに字幕やナレーションをつけ、10分程度に短くまとめた動画です。10分で内容がわかるので「ファスト映画」と呼ばれています。
元の映画の映像や画像を無断で利用する上、内容もオチまでわかってしまうため、著作権法違反に当たります。著作権法違反は、10年以下の懲役か、1000万円以下の罰金、またはその両方が科せられます。
また、違法アップロードされたものだと知りながらダウンロードする行為も違法のため、動画を見る側もまた、注意が必要です。

映画だけでなく、朗読動画などにも注意が必要とのこと。
例えば、「絵本の朗読」は、著作権が切れていない作品の場合、違法になります。
動画に絵を映していなくても、文章を読み上げてしまっている点が問題と考えられます。
そのほかにも、アニメのキャラクターに似たイラストを描き、背景画像や音楽を加えて動画を投稿することも著作権の侵害に当たります。
イラストを自分で描いていたとしても、元のキャラクターの著作権は他人のものであるため、勝手に使用したり改変したりすることは違法となります。

誰でも簡単に動画をインターネットにあげることができて、誰でも簡単に動画を見ることができるというのはとても便利で楽しいですが、動画をアップロードする側も、動画を見る側も、しっかりと著作権について考えた上で楽しみたいですね!

※そのほか著作権については、第23回第40回でも正木先生に伺っています。