弁護士法人天音総合法律事務所 presents ゆっきーのCan Can do it!

毎週木曜日 bayfm/78.0MHz 
15:51~15:58 放送!

『弁護士法人天音総合法律事務所 presents
ゆっきーのCan Can do it!

弁護士法人天音総合法律事務所の代表弁護士、
正木絢生先生とキャン×キャンのゆっきーが

身近な法律トラブルや法律、弁護士のお仕事について、
わかりやすく解説する番組!

正木 絢生

2021.7.1放送/正木絢生先生

第61回

最近増えている路上飲みやポイ捨てってどんな罪に問われるの?

中国で包丁が落ちてきた…という恐ろしいニュースから始まりました第61回は、緊急事態宣言に伴い問題となった路上飲み、そしてゴミのポイ捨てについて、正木先生に詳しくお話を伺いました。

今年2回目の緊急事態宣言では、お酒を提供するお店が休業要請の対象になったことで、路上に集まってお酒を飲んでいる人が増えたと言われています。
しかし日本では、公共の場で飲酒をすることを禁止する法律はありません。
自治体によって条例で定めているところもありますが、時期や場所が限定されているなど、飲酒すること全部を禁止しているわけではないとのことです。
ただ、お酒に酔って公共の迷惑になるような行為をした場合は「酒に酔って公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律」、通称「酔っ払い防止法」によって罰せられる可能性があります。

「酔っ払い防止法」第4条には「酩酊者が、公共の場所または乗り物において、公衆に迷惑をかけるような著しく粗野または乱暴な言動をしたときは、拘留または科料に処する。」とあります。迷惑行為の内容によっては、他の法律で罰せられる可能性もありますので、飲酒そのものに規制はないからやっていいとは言い切れません。

更に、ゴミのポイ捨ては、不法投棄に当たります。
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」、通称「廃棄物処理法」の第16条には「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない。」と規定があり、これに違反すると、5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはこの両方が科されるとのことです。

1000万円という金額でも分かるように、不法投棄は重い罪に問われます。
道路へのポイ捨てではありませんが、今年の3月には、郵便ポストにお弁当の容器などを不法投棄したとして現行犯逮捕された事件もありましたし、5月末には別の窃盗事件で逮捕されていた女性が女子トイレにカップ麺の容器などを不法投棄した疑いで再逮捕されるというニュースもありました。
このように、ゴミの問題は路上飲み以外にも多くあり、例えばタバコのポイ捨ては軽犯罪法違反、車からゴミをポイ捨てした場合は道路交通法違反で罰せられる可能性もあるとのことです。

もしこのようなポイ捨てを見かけたら、最寄りの警察へ連絡をしてくださいね!