弁護士法人天音総合法律事務所 presents ゆっきーのCan Can do it!

毎週木曜日 bayfm/78.0MHz 
15:51~15:58 放送!

『弁護士法人天音総合法律事務所 presents
ゆっきーのCan Can do it!

弁護士法人天音総合法律事務所の代表弁護士、
正木絢生先生とキャン×キャンのゆっきーが

身近な法律トラブルや法律、弁護士のお仕事について、
わかりやすく解説する番組!

正木 絢生

2021.5.13放送/正木絢生先生

第54回

社内ルールの徹底や、個人の意識を高めて情報漏洩を防ごう!

世界一長い英単語は、たんぱく質の「チチン」の正式名称で、189,819文字。読むだけで約3時間半かかるという情報をゆっきーさんから教えてもらい始まった第54回の放送は、正木先生に、情報漏洩についてお話をお伺いしました。

Facebookで約5憶人の個人情報が流出したという話をニュースなどで耳にした方も多いと思います。Facebookはアメリカの企業ですが、日本で同じように個人情報の流出が起きた場合、どのような罰則があるのかお聞きしました。

日本の企業が個人情報を流出させた場合、刑事と民事でそれぞれ責任を追及される可能性があるそうです。個人情報保護法にある規定で、違反した場合は、まず国から是正勧告などを受けます。これに従わない場合「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」が科されます。このほか、法人に対しても罰金刑があるとのこと。
また、被害の規模などによって金額は変わりますが、被害者に対する賠償責任が生じる可能性があります。過去の例を見ると、被害者1人当たり数千円から数万円の賠償支払いをしているケースが多く、総額で数千万円の賠償金を支払わなければならない場合もあるかもしれません。
さらに、情報漏洩をしてしまった場合、企業の損害はそれだけではなく、社会的な信用も下がってしまうため、顧客が減ってしまうことや、以降の取引が難しくなってしまうことも考えられるので注意が必要です。

情報漏洩が起こる時は、不正アクセスのようなサイバー攻撃を思い浮かべる人も多いと思いますが、実はもっと身近なところからで、メールの誤送信や、書類の紛失から漏れてしまっているケース、いわゆる誤爆が多いそうです。
誤爆以外にも、社外での打ち合わせで資料を持ち出して直帰した場合の紛失、大事な情報をメモに書いたまま机に置きっぱなしにしていたことから漏洩につながるケースも耳にするので、社内ルールの徹底や、各個人の意識も情報漏洩を防ぐ上で大切になってきます。

特にリモートワークが進んだ昨今、社内外の連絡はメールやチャットツールなどのインターネットを通じて行われるものがほとんどです。
セキュリティ対策はしっかりできているか、人に見られてはいけないものを出しっぱなしにしていないかなど、ぜひこの機会に振り返ってみてはいかかでしょうか?