弁護士法人天音総合法律事務所 presents ゆっきーのCan Can do it!

毎週木曜日 bayfm/78.0MHz 
15:51~15:57 放送!

『弁護士法人天音総合法律事務所 presents
ゆっきーのCan Can do it!

弁護士法人天音総合法律事務所の代表弁護士、
正木絢生先生とキャン×キャンのゆっきーが

身近な法律トラブルや法律、弁護士のお仕事について、
わかりやすく解説する番組!

正木 絢生

2021.2.4放送/正木絢生先生

第40回

著作権侵害コンテンツの違法ダウンロード、すべての著作物が対象に?!

映画館で目にする「NO MORE映画泥棒」でも告知されている通り、違法にアップロードされた音楽や映像のダウンロードは禁止されています。今年1月から、その違法となる範囲が拡大され「すべての著作物」が対象になりました。
そこで第40回 は「著作権法の改正」をテーマに、法律の目的や罰則について正木先生に詳しく教えていただきました!

そもそも、この法改正はインターネットユーザーの利用を制限するためではなく、「著作者を守る目的」で整備されたものです。去年10月の法改正時にも番組で触れた『はるか夢の址』の事件でも実刑判決が出ましたが、違法に製造されたいわゆる海賊版が広がり、多くの人が著作物を無料で見られるようになると、作者への対価が支払われなくなってしまいます。もしそうなると、今後新たな作品が生まれなくなるかもしれません。これからもお気に入りの作品を楽しむためにも、優れた作品を生み出す作者の生活や芸術活動を支えるためにも、大切な法律なんです。

具体的には、ダウンロードが違法となる場合は「違法にアップロードされたものだと知りながらダウンロードすること」とされています。また、違法サイトを継続して利用した方も適用される可能性があります。

ただし 、次のケースは対象から除外されています。
・違法アップロードされた画像が映り込んでしまったスクリーンショット
・著作物のごく一部の軽微なもの
・二次創作のダウンロード
(※違法にアップロードされた画像そのものを保存する場合、スクリーンショットでも違 法となる可能性があるのでご注意ください)

実際に、正規版が有償で提供されている著作物の海賊版を何度もダウンロードした場合、「2年以下の懲役または200万円以下の罰金、またはその両方」といった重い刑事罰が科せられます。

違法サイトかどうかは、基本的に電子書籍には「ABJマーク」、音楽や映画などは「Lマーク」がサイト内に掲載されているかどうかで判断できます。漫画や動画をインターネットでよく見るという方は見分け方を理解し、正規のサイトからダウンロードするようにしましょう!